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Language power cubed is human power
「国語力3は人間力」を合言葉にして2年目を迎えます。この「国語力3は人間力」をもとに、京都女子大学附属小学校は子どもたちの学びに向かう力を育てていきます。
子どもたちの学びに向かう力を育てるには、まず、国語力3って何?」と疑問に思えることが大切です。その疑問に対して、教師が「答え」を教える必要はありません。子どもたちは、試行錯誤しながらも自分で「答え」を求めることができます。これが「探究」です。探究をすすめるためにICT機器を用いることもあるでしょう。探究することは、子どもの学習進度や個性に合わせて学習活動を行うことで、自己の可能性を最大限に引き出すことができます。
また、探究を行うには、友だちと協力して行うことも必要です。友だちと協力し合うことで、お互いに高め合います。
「国語力3」とは何か?実は正解はありません。正解よりも、疑問に思い、探究し、協力し、自分なりの結論を導き出すことが大切なのです。
我々教員の取り組みを例として挙げます。我々も「国語力3とは何か?」と考えました。まずは各自で考え、複数で話し合いました。その時に辿りついた1つの結論は、「国語力3」=「研鑽」×「探究」×「表現」でした。 辞書をはじめ、ICT機器など様々なものを活用しながら、お互いに考えや意見を述べあい、辿りついた結論です。「研鑽」「探究」「表現」について、次のように解釈しました。
京都女子大学附属小学校は「個性に合わせた学び」「他者との協力による学び」を大切にしていきます。
そして、この学びは、これまで京都女子大学附属小学校が大切にしてきた「いのち・こころ・ことばの学習」が土台となっています。京都女子大学附属小学校は、これからも「いのち」「こころ」「ことば」を大切にして教育を行ってまいります。