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理念

Philosophy

京都女子大学附属小学校の理念

「親鸞聖人」が顕らかにされた
仏教精神による「こころの教育」を日常的に推進する。

  • 子どもを日常的に「仏の子」とみて、「仏の子」として育成する(「ちかい」の具現化)。
  • 日常的な学校生活において「いのちの大切さ」に気づかせ、級友や隣人への「思いやりの心」を育成する。

「こころの教育・基礎学習の充実、躾のよい学校」
ということが、学校のイメージとなるように実践する。

  • 学校の存在価値は「基礎学力を育てる」「友だちをつくる」「規範意識の涵養である」と位置づける。

「国語力育成」に関する教育・教育活動に積極的に取り組む。

  • 「国語力=人間力の育成」話す力を育てる、書く力を育てる、考える力を鍛えるなど国語力育成についての教育・研究活動を強化する。

令和5年度教育目標

「国語力は人間力」を合い言葉に、
いのちを大切にした「こころの教育」を重んじるとともに、
丁寧な言葉づかいおよび行動ができる学校をめざし、
いじめの未然防止及び早期発見・対応に努める。

令和5年度研究テーマ

1. 研究主題 国語力は人間力
~授業と学級経営および教科経営の一体化をはかる研究と実践~

2. 今年度の研究について

建学の精神である親鸞聖人の体せられた仏教精神のもと、教育目標である「国語力は人間力」、特に「丁寧な言葉づかいおよび行動」を日常化することを目指す。そのために、次の2点に重点をしぼって研究と実践に取り組む。

①よい授業づくり 
②心が通い合う学級づくり

授業を通して、丁寧な言葉をつかったり、行動したりする子どもを育て、お互いに認め合い、高め合える学級(学習集団)をつくる。また、学校生活の基盤となる学級集団が、個々の学ぶ意欲を引きだし、よりよい授業につながると考える。①と②の一体化をはかる研究と実践を行うことで、個々の人間力を高め、よりよい学校づくりにつなげていきたい。

また、研究を進めるにあたって「よい授業」について考えていく必要がある。教師一人一人が「よい授業とは何か」を考え、教員間で共有することを大切にしたい。事実をもとに思考力・想像力を働かせる子どもを育てる「よい授業」づくりを検討していく。実践の例をいくつか示す。

◎実践のポイント

  • 個別最適な学び
  • 協働的な学び
  • 学びを実感できる授業づくり
  • 明確な指導のねらい
  • 学習内容の見通し
  • 主体的対話的な学び
  • 深い学び
  • 国語力の育成