Philosophy
子どもたちはすべてのエネルギーを未来に向けて放っています。
「好奇心と意欲に溢れている学びの力を育て伸ばすことを
大事にした学校にする」ということが本校の教育方針です。
特に、豊かなこころと確かな学力の育成、さらに、将来に生きて働く力として
「国語力³は人間力」と捉え国語力の育成に重点を置いています。
国語力は算数、理科などの全ての教科の基礎となるだけでなく、
人間関係を豊かにし人生に潤いをもたらすものです。
教育に不易と流行があるとすれば国語力は不易の部分であり、
当然日々の授業の充実が国語力育成の原点と捉えています。
教育目標は、「国語力は人間力」を合言葉に「いのち」「こころ」「ことば」を
大切にする子どもの育成としています。
1. 研究主題 国語力³は人間力
2. 今年度の研究について
建学の精神である親鸞聖人の体せられた仏教精神のもと、教育目標である「国語力³は人間力」、特に「丁寧な言葉づかいおよび行動」を日常化することを目指す。そのために、次の2点に重点をしぼって研究と実践に取り組む。
授業を通して、丁寧な言葉をつかったり、行動したりする子どもを育て、お互いに認め合い、高め合える学級(学習集団)をつくる。また、学校生活の基盤となる学級集団が、個々の学ぶ意欲を引きだし、よりよい授業につながると考える。①と②の一体化をはかる研究と実践を行うことで、個々の人間力を高め、よりよい学校づくりにつなげていきたい。
また、研究を進めるにあたって「よい授業」について考えていく必要がある。教師一人一人が「よい授業とは何か」を考え、教員間で共有することを大切にしたい。事実をもとに思考力・想像力を働かせる子どもを育てる「よい授業」づくりを検討していく。実践の例をいくつか示す。
◎実践のポイント