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6月18日の放送朝礼でお話した「校長講話」の一部を紹介します。
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皆さん、おはようございます。
今週から2回目の水泳学習が始まりますね。
それに合わせて今朝の放送朝礼では「皆さんも『PDCAサイクル』を回してみよう」という話をしようと思います。
「PDCAサイクル」とはPlan(計画する)、Do(実行する)、Check(評価する)、Action(改善する)のサイクルを繰り返すことです。初めて聞く言葉かもしれませんが、実は皆さんが毎日の授業で取り組んでいること同じものです。
授業を始めるとき、先生方は黒板にその時間で学ぶことの「めあて」を書いていますね。
そして、それから実際に教科書を読んだり、計算問題を解いたりして「学習」が進みます。そして計算問題の答え合わせをしますが、計算間違いがあると悔しいですね。そこで皆さんはどこで間違えたのかしっかり「振り返り」をしているはずです。そして「次は間違えないようにしよう」という「改善」の気持ちをもって新たな問題に挑戦していると思います。
水泳学習でも同じです。
今週から2回目の水泳学習となります。
まずは皆さん自身一人ひとりでシンプルなPlan(計画)をつぶやいてみましょう。
「前回の水泳では10メートル泳げたから、今回は20メールまで泳ごう」というPlan(めあて)です。
そして実際に泳いでみましょう。Do(実行)です。
1回目の挑戦で目標の達成ができなかったとしたら、「どうしてできなかったのか」と疑問を出し、Check(振り返り)をしてみましょう。先生からアドバイスをもらったり、友達の意見を参考にして分析してみましょう。
その次は改善に向けたActionです。
失敗してもいいのです。失敗して悔しいと思ったなら、その理由を振り返ってみる。そして改善点を考え、もう一度行動してみる――こうした取り組みが大切なのだと思います。そうすると
・・・→C(振り返り)→A(改善)→P(めあて)→D(実行)→C(振り返り)→A(改善)・・・
というサイクルができてきます。
校長先生もこのPDCAサイクルを学校での仕事に応用しています。皆さんの水泳学習や毎日の学習、それにクラブ活動や習い事などに当てはめてみてください。きっといいサイクルが出来上がると思います。
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ではまた 坂口満宏