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10月7日(月)のZoom朝礼でお話ししたことの一部を紹介します。
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皆さん、おはようございます。
さて、突然ですが、皆さんは昨日のサザエさんとエンディングのじゃんけんぽんを見ましたか。
10月はテレビ番組の編成入れ替え期にあたります。そしてこれまでのサザエさんとのじゃんけん研究によれば、番組編成初回のじゃんけんでは、サザエさんは「チョキ」を出すことが多いと報告されていました。
そこで校長先生は、サザエさんは「チョキ」を出すだろうと予想し、「グー」を出すことに決めました。
さあて、その結果はどうだったでしょう。
サザエさんは思った通り「チョキ」を出してきました。それを見た瞬間、「ああ、やっぱり」という思いがしました。そして同時に「なぜチョキを出すのだろう」という疑問が交差したように思います。
サザエさんの番組制作スタッフも相当研究しているものと思います。それだけに、あえて「そうですよ、チョキを出しますよ」と言わんばかりに「チョキ」を出してきたのかもしれません。サザエさんの番組制作スタッフも視聴者の反応を面白がっているようです。
どうですか、皆さん、校長先生の話を聞いたことで、「サザエさん」という番組の見方が、ちょっと変わってきたように思いませんか。
サザエさんとじゃんけんすることが面白くなったという人もいるのではないでしょうか。
これを機にクラスのなかで何人かのお友だちと「サザエさんじゃんけん研究会」を作ってみませんか。自由帳にじゃんけんの予想と結果をまとめた表を作り、毎週のじゃんけんデータを記録していくというものです。
Aさんはパーと予想したけれど、結果はグーだった。
Bさんはチョキと予想したけれど、あいこだった。
そうしたノートを、まずは来年のお正月まで作り続けてみるのです。
一人だと2、3回でくじけそうになるものですが、数人で研究会を作り、お互い励まし合いながら記録をつけていく。そうすると10回、20回と続けることができるものです。
文字通り、「協働的な学び」になると思います。
一つのテーマについて、みんなで面白がり、それでいてコツコツ記録を取り続けてみませんか。
校長先生一押しの探究方法です。
これで校長先生のお話を終わります。
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ではまた 坂口満宏