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皆さん、おはようございます。
今週は、学年ごとに何回かに分けて、皆さんに小さなお餅が配られますので、楽しみにしてください。
本来ならば、学校の中庭で餅をつき、出来たてのお餅を皆さんに食べてもらうことにしたかったのですが、数年前のコロナ禍によって餅つきが中止となり、それ以来餅つきに必要なザルやお湯を沸かすかまども倉庫に入れっぱなしにしていたため、すっかりサビがつき、もち米を洗ったり、蒸したりすることができなくなってしまいました。
そこで今年も大原野で苗を植え、刈り取ったもち米をお餅屋さんに預け、小さなお餅を作ってもらうことにしました。ところがお願いしたお餅屋さんは家族経営ですので、一度に500人分のお餅をついて、丸めて、袋に入れることができません。そのため何回かに分けてお餅を届けてもらうことになりました。
ここで一つ質問です。皆さんは「餅は餅屋(もちは もちや)」ということわざを知っていますか。
どういう意味でしょう。
そうですね、「餅屋がついたお餅が一番美味しい」ということから、その道の専門家に任せた方がうまくいく、というたとえです。お願いしたお餅屋さん、お店は小さくても、そこは専門家です。美味しいお餅をついてくれること、間違いありません。
これとよく似たことわざに「蛇の道は蛇(じゃのみちは へび)」というものがあります。
専門的なことはその道の専門家に聞くのが速い、という意味だそうです。
今年は巳年(みどし、へびどし)というだけに、ちょっと「蛇足(だそく)」してしまいました。
これで校長先生のお話を終わります。
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ではまた
坂口満宏