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1学期終業式の校長式辞 (学校長のブログ)

25.07.18

 

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7月18日(金)、2025年度1学期の終業式が行われました。

校長による「終業式の式辞」の一部を紹介します。

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皆さん、おはようございます。

今日は7月18日(金)、2025年度の1 学期に皆さんがそれぞれの場所で力を尽くした締めくくりの日です。

4月から今日まで、皆さんは1学期に何日登校し、授業を受けたと思いますか。

学年によって授業日数が異なるのですが、5年生が一番多くて69日、学校に来ていました。

そのつぎは6年生で68日、1年生から4年生は67日、登校してきました。

 

この間に皆さんは、教室での学びはもとより、校外学習においても多くのことを学んだことと思います。そのすべてをここで取り上げることはできませんが、学年ごとにいくつか振り返ってみましょう。

 

1年生は、春に植木鉢にアサガオの種をまき、毎日、水やりを続けましたね。アサガオの芽が出てくると、天候にも恵まれて茎がぐんぐんと伸び、葉っぱも大きくなりました。そして花が咲きました。じっくり観察できたことでしょう。

 

2年生は、まち歩き探検に出かけましたね。京阪電車や三十三間堂、大仏前交番、京都国立博物館などでお仕事している人にどのような仕事をしているのか、真剣に質問してきましたね。

 

3年生は、東山まち探検に出かけましたね。そして調べたことをグルメスポット、みつけてスポット、しゃしんスポット、京都の歴史スポットに分けて、それぞれのマークを手書きの地図に入れて、世界で一つだけの「東山たんけんマップ」に仕上げました。そしてその成果を京都にやってきた外国の子どもたちにみてもらおうということで、ハイアットホテルに届けてくれました。りっぱな社会貢献となりました。

 

4年生はEnglish Campに行きました。英語を使っての買い物、英語の曲に合わせたダンスも上手にできていました。自信がつきましたね、これからもどんどん英語を使っていきましょう。

 

5年生は器楽演奏の練習をどの学年よりも多く行っていました。そして親鸞聖人の誕生日であるお祝いの集会で立派に演奏しました。毎日地道に練習することの意味が実感できたはずです。

 

6年生は修学旅行で広島に行き、原爆資料館では講師のお話も聞きました。学校に帰ってから『平和新聞』作りに取り組みました。自分の言葉で戦争のこと、原爆被害のことをまとめることの難しさも体験できたことと思います。

 

最後に、皆さんの頑張る姿を見て、校長先生が心を打たれた、印象的なエピソードを紹介したいと思います。

それは、5月の終わりから6月にかけてのことだったと思います。

「一輪車に乗れるようになりたい」と思った5年生の女子児童7〜8人が、朝休みや20分休みにグラウンドの隅に集まり、黙々と練習を続けていました。

最初は「無理」と言いながらも、フェンスやネットにつかまり挑戦していました。転びそうになっても、友達に支えてもらい、励まし合いながら、誰もあきらめることなく取り組む姿がありました。

 

そうした努力が少しずつ実を結び始めます。

友達に手を引いてもらいながら、まっすぐに10メートルほど進めるようになっていたのです。

さらに数日後には、手を離して、くねくねしながらも一輪車を自分の力で乗りこなせるようになっていました。できなかったことができるようになった瞬間の彼女たちの笑顔を見て、先生は思わず「ああ、すごいな」とつぶやいていました。

 

こうした経験は、一輪車に乗れるようになったという目に見える成果以上に、失敗を恐れず挑戦し続ける姿勢や、仲間との支え合い、そして「努力を続ければ、できるようになるんだ」という確かな自信を育んでくれたように思います。これらは、今後の学びや日々の生活の中で、きっと大きな力となってくれるはずです。皆さん一人ひとりが、自分らしいペースで着実に成長していく姿を、これからも温かく見守っていきたい――そんな思いを強くした出来事でした。

 

さて、今日は皆さんに「成長の記録」が手渡されます。おうちに帰ったら、両手でしっかり持って、「見てください」と渡してください。そして、1学期にがんばったことを、ぜひおうちの方と振り返ってみてください。

 

明日からは47日間の夏休みです。

挑戦してみたいこと、調べてみたいことがあれば、まずは「やってみよう」の気持ちで始めてみましょう。観察したこと、心に残ったことは「ひとこと日記」や「探究ノート」に書きとめてみてください。きっと、世界で一つだけの夏の宝物ができあがるはずです。

 

暑い日が続きます。健康と安全に気をつけて、元気な夏休みを過ごしてください。

そしてまた、2学期に笑顔で会えるのを楽しみにしています。

 

これで校長先生のお話を終わります。

 

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ではまた   

坂口満宏

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