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9月8日のZOOM朝礼 「見えているけれど、まだ気づいていない世界」への準備体操〜柱の「ことば」をたどってみよう〜 (学校長のブログ)

25.09.08

皆さん、おはようございます。

2学期最初のZOOM朝礼です。

今回のミッションは、1学期末に予告しておいた「廊下の柱に書かれている『ことば』を探して、まとめてみよう!」というものです。

 

みなさんは、毎日通っている学校の廊下の柱に、何か「ことば」が書かれているなあ、ということには気づいていましたよね。

でも、それらを一つひとつたどってみたことありましたか?

あるベテランの先生に尋ねてみたのですが、「ことば」が書かれていることは知っていたけれど、同じ「ことば」が二つあるということには気づいていませんでした、とおっしゃっていました。

 

そうなのです、今回のミッションは、そんな「見えているけれど、まだ気づいていない世界」を探しに行くための準備体操です。

 

まずは、廊下の柱をじっくり見て、そこに書かれている「ことば」を集めてみましょう。

そしてどの学年の前に、どんな「ことば」があるのか?

西側の玄関には、なぜ「いのち」ということばがあるのか?

集めたデータを並べて、整理してみましょう。

きっと何か気づくことがあります。

 

「どうしてこの場所に、このことばがあるんだろう?」

「学年によって、ことばの種類がちがうのはなぜだろう?」

 

そんなふしぎに気づいたら、それはもう立派な探究のはじまりです。

「ことば」は、ただの飾りではありません。その場所にいる人の気持ちを支えたり、空気をつくったりする見えない力を持っています。

 

さらに皆さんがグラウンドやトイレに「ことば」を書くとしたら、どんなことばを選びますか?

すてきなことばを選んでください。

そしてその理由も、教えてください。

 

学校は、みんなでつくる場所です。「ことば」を通して、学校の空気や雰囲気を感じたり、自分の思いを重ねたりすることで、もっと深くこの場所とつながることができます。

さあ、目をひらいて、耳をすませて、「ことば探しの旅」に出かけましょう。

あなたの気づきが、学校の新しい地図になります。

 

これで、校長先生のお話を終わります。

 

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ではまた

坂口満宏

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