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皆さん、おはようございます。
11月17日(月)のZOOM朝礼「校長先生からの探究ミッション」の時間です。
今回のミッションは、全校朝礼で予告していた 「国語力の3乗って、なに?」 です。
学校のホームページに掲載している動画
「国語力³は人間力とは?」 をリニューアルしましたので、まずはそれをご覧ください。
京都女子大学附属小学校 | 京都女子大学附属小学校 The Elementary School Attached to Kyoto Womens University
(・・・動画視聴・・・)
どうでしたか?
「国語力の3乗」――聞き慣れない言葉ですよね。
校長先生が考える「国語力」とは、単なる「読む・書く・話す」力ではありません。
ことばを使って考え、表現し、仲間と話し合いながら課題を解決する力のことです。
その力が一つより二つ、二つより三つ掛け合わさると、ものすごく大きな力になると思いませんか?
――それが 「国語力の3乗」 です。
今回のミッションは、動画に出てきた子どもたちのように、
あなたが大事にしていることば、頑張るときに思い出すことば、好きなことばなどを3つ選んで、自分だけの「ことばのかけざん」を考えてみてください。
ロイロノートに報告書を送ってあります。
やってもらうことは次の2つです。
(1)A・B・Cの枠に、あなたの3つのことばを書く
(2)「この3つがあると、どんな日も楽しくなるから」など、理由をひとこと書く
たとえば…
「えがお」 × 「ゆうき」 × 「まえむき」
「ともだち」 × 「まなぶ」 × 「わらう」
どんな組み合わせでもOKです。
そしてクラスのお友だちとどんなことばを選んだのか、なぜそれらを選んだのかということを話し合ってみましょう。
それが、あなたの 「国語力の3乗」になります。
皆さんから出されたことばを集めて 「ことばの雲」(ワードクラウド) を作り、みんなにお返しします。
さらに「附属小学校のことばの地図」に加えていきます。
皆さんの積極的なチャレンジ、楽しみにしています!
これで校長先生のお話を終わります。
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動画「国語力³は人間力とは?」のスクリプトを掲げておきます
Aさん:校長先生、朝礼で「あなたにとって国語力の3乗って、なんでしょう。考えてみてください」って言ってたね。
Bさん:そうだね、私は「こころのつながり」×「調べる」×「たのしむ」にしよう。
Cさん:ぼくだった「好きなことを見つける」×「探究心」×「問い続ける」におきかえようかな。
Bさん:どうしてその三つにしたの?
Cさん:ぼくが勉強するときがそうやねん。まず好きなことを見つけて、それについて徹底的に調べる。答えがわかっても他に答えがあったり、他にも調べ方があるんとちがうかなって、思うねん。
Aさん:なるほどなあ、私は三つ、どうしようかな ・・・・・・
京都女子大学附属小学校は、「国語力³は人間力」を合言葉にして、学びに向かう力を育てていきます。
「国語力の3乗って、なに?」と疑問に思うことが大切です。
この疑問をどのように解決するかを考えること、そこから探究活動が始まります。
探究活動を続けていくためには、学びに向かう力が必要です。
学びに向かう力が人間力です。
友だちとの話し合いや多くの仲間と夢中になって活動に取り組むことで、思いもよらなかったアイディアが見つかるものです。
そこから学ぶことの楽しさに気づき、友だちに感謝する気持ちが生まれます。
これが本校の求める人間力です。
Aさん:国語力の3乗、じゃあ私は「友情」×「交流」×「切磋琢磨」かな。
Bさん:みんなで話し合うといろんな考え方が出てくるね。あした、もっといろんな人に聞いてみよう。
京都女子大学附属小学校
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ではまた
坂口満宏